末日聖徒の日曜学校

今年はモルモン書から学んでいます。

2024-01-01から1ヶ月間の記事一覧

「主は小さな手段によって大いなることを成し遂げられる」1ニーファイ16:29

祈りは小さなことだと思います。感謝も小さなことです。その小さなことの繰り返しが信仰の基を作るような気がします。「天のお父さま」天の父を思い浮かべます。「感謝します」恵みを思います。そんなことを何度繰り返したでしょうか。天の父とその愛を感じ…

「苦しみと苦難のために…主につぶやいた」1ニーファイ16:20

「主の声が聞こえて…ひどく懲らしめられたので…深い悲しみに沈んだ」1ニーファイ16:25主につぶやいたので懲らしめられました。その懲らしめはどのようなもだったのでしょうか。主は愛を語ったのだと思います。それは叱られるよりも、怒鳴られるよりも、心に…

「その球の内部には二本の指針があり、その一本は…進むべき方向を指していた」1ニーファイ16:10

もう一本の指針は何のためにあったのでしょうか。聖典には人の進むべき方向が示されています。そしてもうひとつ、‟信仰に応じて啓示をもたらす”そんな力があるようです。「指針…は…信仰と熱意と注意力に応じて働いた…新しい言葉が記されていて、それは読みや…

「心が和らいで主の前にへりくだった」1ニーファイ15:20

心に偽りがあるとき、心は穏やかでいられるでしょうか。争いや怒り、赦せない気持ちのあるときはどうでしょう。「心の中に偽り、怒り、赦せない心があります」そのことを素直に認め、主の前に告白するとき、心はへりくだり、和らぎます。わたしにとって、完…

「主に尋ねないかぎり理解しにくいこと」1ニーファイ15:3

「それを心の中で深く考えてほしい」モロナイ10:3教えられたことについて考えます。そして心に思ったことについて祈ります。心に与えられたことについて考えます。そして思ったことについて祈り、さらに考えます。それを繰り返す毎に考えは深くなってゆきま…

「人にとって最も喜ばしいもの」1ニーファイ11:22

何に喜びを感じるかは、人によって異なるようです。神の愛に喜びを感じているわたしたちは珍しい存在かもしれません。それは神の愛に満たされた経験のある人にしか理解できないことかもしれません。それを承知の上で、わたしたちは証します。人にとって最も…

「わたしは…すべてのことの意味を知っているわけではありません」1ニーファイ11:17

著名な教会の指導者に質問しました。「サタンは聖霊を偽って 人の心を胸の内に燃やすことができるのですか?」少しの間をおいて、彼は言いました。「わたしには分かりません」正直な人だと思いました。彼は教会教育部の教師でした。聖句や教えを引用し、それ…

「わたしはそのお方が主の御霊であられることを知っていた」1ニーファイ11:11

「わたしは人が人に語るように御霊に語った …御霊も…人が人に語るように語られた」「御霊が人の形をしておられるのを見た」「御霊…は…すでにわたしの前を去って… 一人の天使が降って来て」人は御霊と語り合うことができるようです。御霊は電波とか何かのよう…

「あなたは…神の御子を信じているので幸いである」1ニーファイ11:6

「主を信じることで何の幸いがありましたか?」・悔い改め心の重荷を降ろすことができました。・赦し怒りが収まり平安を得ました。・希望永遠の未来を楽しみにしています。・感謝「ありがとう」と言える祝福を知りました。・愛幸せは愛によって生じます。そ…

「あなたは何を望んでいるのか」1ニーファイ11:2

時々、自分が何を望んでいるのか分からなくなり迷うことがあります。福音に従う道を選んだはずなのに、福音とは異なることを面白がっている自分があります。サタンの誘惑が面白そうに見えます。神の業は時々退屈に思えます。一瞬の喜びを望む気持ちと、永遠…

「自分のすべての業において裁きを受ける」1ニーファイ10:20

「今日一日、ありがとうございました」平安と感謝をもって眠りに入ることができるなら、それがその日の報いです。苛立ちと不安、不満を抱えて終えるなら、それが今日一日でした。人は日々、その行いに対する報いを受けます。福音を知る前、気まずいことはす…

「神の奥義は聖霊の力によって…人々に明らかにされる」1ニーファイ10:19

モロナイの約束は聖霊の力によって果たされます。もしかすると、この約束が果たされていることに気づいていない人があるかもしれません。モルモン書を読むとき、喜びがあります。そこに記されたことから、学びを得ています。そのことによって人生に変化が生…

「主はある賢明な目的のために…命じられたが、その目的は…分からない」1ニーファイ9:5

昨年の秋、神殿で結び固めの儀式に参加しました。その中で‟偽らざる愛”という言葉が心に残りました。儀式を終えた後、副神殿長が声をかけてくれました。彼と偽らざる愛について語り合いました。そのことを今も考え続けています。最近、「主とともに」というF…

「主の前から捨てられはしないか」1ニーファイ8:36

罰を恐れると罪から離れようとします。それは良いことです。罰を恐れる人は‟ここまでなら大丈夫だろう”と考えます。許されるギリギリのラインを探します。主を愛するなら罪から離れようとします。それは善いことです。主を愛する人は‟主の近くにいたい”と考…

「そうしたいのであれば…行けばよい」1ニーファイ7:15

自分の思いと主の御心が異なるとき、どうしましょうか。わたしはいつも自分の思いを選びました。そんなとき、御霊は言います。「そうしたいのであれば、そうするがよい」これまで何度もありました。そんなことを繰り返すうちに思いが少し変化してきました。…

「主の御言葉に聞き従わないのはどういうわけですか」1ニーファイ7:9

「なぜ自分の思いを横に置いてまで、 主に従わなければならないのですか?」わたしは‟従わなければならない”ではなく、‟従いたい”と思っています。「どうして主に従いたいと思うのですか?」自分の思いよりも主の御心の方が面白く、興味があるからです。尊敬…

「神にとって喜ばしいこと」1ニーファイ6:5

主はその奇跡的な力と、永遠とも思えるほどの時間をかけて、この世を創造しました。すごいですね。完成したときの喜びはひとしおだったろうと想像します。主がその力と愛、命、持てるすべてをかけたとしても、人が主を受け入れなければ、人ひとりの救いを達…

「それは…わたしたちにとって大きな価値のあるものである」1ニーファイ5:21

キリストを信じる者にとって価値のあるものは‟主の御心”だと思います。主の御心の基は‟神の愛”です。主はすべての人に神の愛を知り、受け入れてほしいと願っています。聖典から主の戒めを得ようとするなら戒めを得ます。福音の教義を得ようとするなら教義を…

「主は…父に…荒れ野へ出て行くように命じられた」1ニーファイ2:2

リーハイはエルサレムで裕福な暮らしをしていたようです。そんな暮らしのすべてを捨てて出てゆきました。大変な決心と覚悟が必要だったでしょうね。自ら啓示を受けたリーハイはまだしも、彼の家族はどうだったのでしょう。余程の信頼と家族愛があったのでし…

「ユダヤ人は…父をあざ笑った」1ニーファイ1:19

リーハイがユダヤ人の中で権威のある指導者であったなら、彼らの態度は一変したのでしょうね。イエスが大工の息子ではなく王の息子であったなら、その教えを拒んだ人々の反応は一変したことでしょう。彼らに共通していることは、御霊ではなく世の権威に頼っ…

「主が…示されたことで…心…がいっぱいになった」1ニーファイ1:15

御霊によって心が満たされるときがあります。それは‟愛によって心が満たされる”と言い換えてもいいように思います。とても気持ちのよいときです。永遠にそこにいたいと思います。不安や疑い、怒りなどの感情は存在できず、愛と平安、安らぎが心を満たします…

「わたしは自分の書く記録が真実であることを知っている」1ニーファイ1:3

毎朝ここに投稿しています。ここに書くことはわたしの心にある真実(証)です。御霊に感じたとおりに書いているつもりですが、神の真理ではありません。神の真理には程遠いものだと思います。もしも誤りがあれば、わたしの心が誤っているということです。そ…

「神の慈しみ…を知った」1ニーファイ1:1

「神を愛せよ、これが一番大切な第一の戒めである」マタイ22:37~「福音は人に神を愛し仕えるように求めている」そう思っていました。そして疑問に感じていました。「神には人から愛され仕えられることが 必要なのだろうか?」「人が神を愛する以上に、神は…

「わたし…は善い両親から生まれたので」1ニーファイ1:1

貧しい家庭に生まれました。毎晩のように父は酒を飲み、母と言い争いました。幼いころの記憶のほとんどは、それを見て怯え震えていたことです。家庭の中にいて心の安らいだ記憶がありません。ニーファイのこの言葉は心に突き刺さりました。「‟善い両親”とは…

「四年経たないとその時は来ない」

宣教師になりたくて教会に申請を出しました。召しの手紙を待ち続け、半年が経ちました。そんなある日の仕事帰り、車を運転しながら祈りました。「半年待ちました。 わたしはふさわしくないということですね。 今日でもう、あきらめます。」家に帰りついて郵…

「その方は前夜…話したすべてのことを再び…話し」

ジョセフは一晩に三回、翌朝一回の計四回、同じ話を聞きました。何を思い、どんな気持ちだったでしょうか。御霊の伴う経験を思い起こすとき、できるならもう一度同じ経験をしたい気持ちがあります。一度とは言わず、何度でも歓迎です。それなので、モルモン…

「聖なる御霊を通じて…この証を得る人々は、その同じ力によって」

「モロナイの約束を試して 聖霊からの証を受けましたか?」 「はい」「同じ方法で、最初の示現が実際の 出来事であるか尋ねてみましたか?」 「いいえ」「それではすぐに尋ねてその証を得てください。 あなたはそれを証するために 宣教師として召されたので…

「モルモン書は…わたしたちの宗教のかなめ石である」

モルモン書は745ページの本です。歴史記録の記された紙です。どう見ても石ではありません。「意味が違うでしょ」と言われそうです。ではどう意味で‟かなめ石”なのでしょうか。教会の歴史はモルモン書から始まった教義の基が記されているモルモン書が偽りであ…

「モロナイは…その版をクモラの丘に隠した」

モロナイが最後の記録をしたのが421年ジョセフがモルモン書を見つけたのが1823年今年が2024年です。計算を間違っていなければ、約千四百年の間地中に隠されていたことになります。ジョセフがそれを取り出してから約二百年が経ちました。二百年前は江戸時代で…

「モルモン書はこの世で最も正確な書物であり」

神の御心とモルモン書との一致を感じることがよくあります。祈りの応えとしてモルモン書の言葉が示されることは少なくありません。普段の生活の中でモルモン書の言葉を思い起こし、その時、その瞬間の選びに影響を受けた経験は多くの人にあるのではないでし…