末日聖徒の日曜学校

今年はモルモン書から学んでいます。

2023-01-01から1年間の記事一覧

「価なしにそれを受けるがよい」黙示録22:17

「幾度赦さねばなりませんか、七度までですか、…七度を七十倍するまでにしなさい」マタイ18:21「そんなに簡単に赦していいのですか?」そう思いました。主の赦しは代価なしに与えられます。問題はその後です。与えられた赦しを保たなければ、その意味は消え…

「それぞれの仕業に応じて報いよう」黙示録22:12

「どのような報いがあるだろう」自分の行いを振り返ってみます。報いを楽しみにできるなら、良い行いでしょう。もしも恐れを感じるなら、すぐにやめた方がいいかもしれませんね。その判断を与えてくれるのがキリストの御霊(良心)だと思います。「善悪をわ…

「行うままにさせよ」黙示録22:11

「なぜ戦争があるのですか?」戦争で苦しんでいる多くの人がいます。なぜ神はそのような災いを許すのでしょうか。自由意思は永遠の原則です。正しく用いれば祝福となり、誤れば災いとなります。親が子供を教会へ連れて行こうとするのは親の自由意思です。子…

「時は近づいている」黙示録22:10

「人の子が戸口まで近づいている」マタイ24:33「あなたがたの救いが近づいている」ルカ21:28「主の来臨が近づいている」ヤコブ5:8それは「今悔い改めなさい」という意味のようです。今悔い改めなければどうなるのでしょうか。「明日になったら悔い改めま…

「ただ神だけを拝しなさい」黙示録22:9

拝金主義、物質主義、利己主義、資本主義、民主主義、社会主義…色々な主義があります。主義とは‟考え方や行動の指針”をいいます。主を信じる人にとっては、主の御心が考え方や行動の指針になります。民主主義ではなく、キリストを王とする専制君主制です。時…

「預言の言葉を守る者は幸いである」黙示録22:7

自分の意見を持つこと、自分を主張することは大切です。日本では自己主張が我がままや身勝手、協調性がないと誤解されることが少なくないようです。それは残念なことです。ところで、教会は自己主張をする場ではありません。教会は主イエス・キリストの御心…

「これらの言葉は信ずべきであり」黙示録22:6

信じるに足る説明を求められることがあります。「納得できれば信じよう」そう考えるのでしょうか。残念ながら、そのような人は神の真理にたどり着けそうにありません。真理にたどり着くにはまず信じることが求められるからです。人の知恵でどれほど学んだと…

「神の恵みがその上にあった」ルカ2:40

クリスマスです。多くの人々が主の誕生を祝います。イエスの誕生は特別なものだったのでしょうか。そうですね、世の救い主ですから。でも、この世に生まれてくる一人ひとりの赤ちゃんの誕生も特別なものです。イエスと同じ‟神の子ども”であり、‟聖なる霊”で…

「マリヤはこれらのことをことごとく心に留めて思い巡らしていた」ルカ2:19

天使の訪れからイエスの誕生…十字架上での死と復活、昇天「マリヤはこれらのことをことごとく心に留めて」いたのでしょうね。彼女にはその一つひとつが不思議に思えたのではないでしょうか。マリヤの記憶にある主の生涯を物語にまとめてみたら面白そうです。…

「人々はみな…不思議に思った」ルカ2:18

人々は不思議に思い、そしてどうしたのでしょうか。彼らに伝えたのは羊飼いでした。もしもそれがこの世的に権威のある人であったなら、どうだったでしょうか。イエスは大工の息子でした。もしも彼の王の息子であったなら、その物語は大きく変わったことでし…

「飼い葉おけに寝かしてある幼子を捜し当てた」ルカ2:16

彼らはあちらこちらと捜して回ったのでしょうね。そしてついに「捜し当て」ました。周りで見ている人は不思議に思うかもしれません。飼い葉おけに寝かされた赤ちゃんを見ただけです。それでも彼らは知っていました。「羊飼いたちは…神をあがめ…賛美しながら…

「さあ…行って…見てこようではないか」ルカ2:15

宣教師は言いました。「日曜日に教会に来ていただけませんか」それで行ってみました。そこにいた伝道部長が言いました。「モルモン書を読んでみませんか」その日から読み始めました。彼はこうも言いました。「宣教師のレッスンを受けてみませんか」レッスン…

「客間には彼らのいる余地がなかった」ルカ2:7

「心に御霊を受け入れる余地がなかった」わたしにはよくあります。何かが気になって、大切なことを見過ごしてしまうことがあります。誰かが真剣に話しているのにうわの空であったり、祈っているのに心は別の方向を見ていたりもします。御霊を受け入れるため…

「神には何でもできないことはありません」ルカ1:37

この言葉はたまに誤解されているようです。「神には何でもできるのだから、 わたしたちは何する必要がないし、 必要とされてもいない」いえ、あなたにはあなたにしかできないこと、わたしにはわたしにしかできないことがあります。 わたしがあなたに代わって…

「彼らはその労苦を解かれて休み、その業は彼らについて行く」黙示録14:13

この世でのすべての行いは永遠に関わるものとなるようです。善い行いは天の倉に収められ、善くない行いは悔い改めます。裁きのときに備えるためです。この世の暮らしを終えるとき、御霊からこう言われたらホッとするでしょうね。「お疲れさまでした、 どうぞ…

「主にあって死ぬ死人は幸いである」黙示録14:13

死はどのようなイメージでしょうか。真っ暗で何も見えず、底なしの穴に落とされるような恐ろしい感じでしょうか。そんな恐れのおかげで、何とか生きている人もあるようです。もしも死の恐れが消え失せたら、生きる努力をやめてしまう人もあるかもしれません…

「神の戒めを守り…信仰を持ち続ける聖徒の忍耐」黙示録14:12

「最後まで耐え忍ぶ者は救われる」マタイ10:22福音を知って間もない頃、こう思っていました。「信仰を保ってこの世の終わりまで…って、簡単でしょ」一年も経たないうちに思い直しました。「信仰を保ってこの世の終わりまで…って、無理でしょ」紆余曲折、山…

「神を畏れ、神に栄光を帰せよ」黙示録14:7

主を畏れ敬う人は、主のように周りの人々を愛し、思いやり、導き、仕えます。主であればどのように振舞うでしょうか。主に倣います。それをミニスタリングといいます。わたしには難しすぎるようです。それでもこれならできそうです。主の御心は何だろうか。…

「彼らは傷のない者」黙示録14:5

「わたしの両手と両足の釘の跡に触れて…」3ニーファイ11:14最初の示現にこの言葉はありませんでした。ロレンゾ・スノーの記録にもないようです。復活して二千年も経つので、傷跡はすっかり消えてしまったのでしょうか。でも、総大会などでは「主の傷跡に触…

「彼らの口には偽りがなく」黙示録14:5

正直に言えば傷つく人もあります。相手を怒らせてしまうかもしれません。人間関係を壊してしまうこともあります。それでも正直に言ったほうがいいのでしょうか。ウソをつくことが思いやりであったりもします。そう思ったことはありませんか。一言つけ加えて…

「彼らは純潔な者である」黙示録14:4

わたしの弱点です。還暦をすぎて、やっと性的な誘惑が少し弱まってきたことに安堵しています。それで‟純潔な者”といえるのでしょうか。どうやらそれだけでは充分とはいえないようです。純潔であるためには性的な罪から逃れるだけでなく、潔い心が求められて…

「あなたは少ししか力がなかったにも関わらず、わたしの言葉を守り、わたしの名を拒まなかった」黙示録3:8

「ひとりの貧しいやもめが来て、レプタ二つを入れた。イエスは言われた、『あの貧しいやもめは賽銭箱に投げ入れている人たちの中で誰よりもたくさん入れたのだ』」マルコ12:42~多くを持っていることは祝福なのでしょうか。わたしは多くを持っていると欲深…

「どのようにして受けたか、また聞いたかを思い起こして」黙示録3:3

「どのようなときに宣教師に出会いましたか?」 「人生に悩み、生きる意味を探していました」「祈りの応えを受けたのはどのようなときでしたか?」 「心に深く考えていました」「どうしてそれが与えられたのでしょう?」 「求めていたからだと思います」 「…

「生きているというのは名だけで、実は死んでいる」黙示録3:1

「あなたは生きていますか?」 「もちろんです、見れば分かるでしょ」「いえ、あなたは死んでいます」 「は???」なんてなりそうです。「お前はすでに死んでいる」そんなマンガがありましたね wこの世は心臓が動いていれば「生きている」と考えます。福音…

「耳のある者は…聞くがよい」黙示録2:28

聞く耳を持つのは難しいものです。価値がないと判断したら聞く気は失せます。信用できない人の言葉は話半分にも聞きません。押し付けの説教、自慢話、くどい話、なんかもそうですね。何度も同じことを繰り返して話す人があります。「またその話…」と感じたと…

「わたしが来る時まで、自分の持っているものを堅く保っていなさい」黙示録2:25

今持っているものバイク、パソコン、お金が少し…いやいや、そんなことではないと思います。主の来るとき、そのようなものに何の価値があるでしょうか。主の前に立つときに価値のあるものは何でしょうか。「いつまでも存続するものは信仰と希望と愛…である。…

「あなたがた一人びとりの業に応じて報いよう」黙示録2:23

‟報い”と聞くと、ちょっとドキッとします。少し怖い気持ちがあるからです。行いとその結果だけを見ると、つい言い訳を考えてしまいます。「だってあの人が…」「これこれ、こういう事情があって…」「善意には良い報い、悪意には悪い報いがある」そう考えると…

「わたしが人の心の奥底までも探り知る者であることを…」黙示録2:23

男の子が気になる女の子に意地悪をしてしまうことがあります。本当は好意があって自分のことを振り向いてほしいのに、悪さをするので嫌われてしまったなんて、そんな経験をした人もあるかもしれませんね w「もしも他人の心の内を知ることができたら」そんな…

「悪に倣わないで、善に倣いなさい」3ヨハネ1:11

苛立っている人と向き合うとき、こちらもつい苛立ってしまいます。それはとても簡単です。感情に思いを任せればいいのです。そんなとき、善に倣うのは簡単ではありません。まず感情に負けないこが必要になるようです。どうしましょうか。主を思い起こします…

「キリストの教えを通り過ごして、それに留まらない者は、神を持っていない」2ヨハネ1:9

「抹茶の入ったお茶漬けは 食べてもいいのでしょうか?」SNSでそんな質問に盛り上がっていました。「裏面に記されている原材料をチェックするべき」「アメリカではコーラを飲んでいる」「わたしは気にしない」等々、人それぞれのようです。主は何と言ってい…